こんにちは、まーなです。
今日は【7525】リックス(株)の年月期の株主優待の紹介です。よろしくお願いします!
目次
さっくり企業情報
福岡県福岡市に本社を置く機械装置や計測機器などを販売するメーカー商社。回転継手(ロータリージョイント)や洗浄装置の製造も行っている。販売、技術、製造、サービスの4つの機能を組み合わせることを強みとしている。
株主優待情報
基本情報
株主優待の概要(2021年3月末)
権利確定月 | 3月末日(年1回) |
単元株 | 100株 |
長期保有優遇 | なし |
備考 | QUOカード |
株主優待の内容(2021年3月末)
保有数条件 | 内容 |
---|---|
100株以上 | QUOカード(1,000円分) |
300株以上 | QUOカード(2,000円分) |
500株以上 | QUOカード(3,000円分) |
1,000株以上 | QUOカード(4,000円分) |
10,000株以上 | QUOカード(10,000円分) |
実際に届いたもの
QUOカード1,000円分が届きました!
「Kids Smile」活動 として 1枚当たり50円が寄付されるようです 。
外部リンク:Kids Smile(キッズスマイル) QUOカード
QUOカードを使えるお店のまとめは こちら(2021年7月現在)
QUOカードは幅広い書店で使えるのがいいですよね!
今回は『ものの見方が変わる座右の寓話』を紹介します。
『ものの見方が変わる座右の寓話』とは?
イソップ物語から中国古典まで、古今東西語り継がれる寓話や逸話、笑い話、昔話などをカテゴリに分けて、全77話が収録。お話の来歴を始めとし導かれる教訓について、昨今の重大事件等も絡めつつ解説がされている。
こんな人におすすめ
- 仕事や生き方に、なにか古くて新しい考え方を取り入れたい
- 普段手に取らないジャンルの本で、面白い本を探している
『ものの見方が変わる座右の寓話』のおすすめポイント
『教訓は苦く、真理は激しいので、そのままでは食べられない。ならば、楽しいお話で教訓や真理を包んで読者に届けよう』というものが寓話のコンセプトで、そこから一歩先に踏み込んでどんなふうに読めばいいのかの指南までしてくれる親切設計な本です。その指南には、故事成語だけではなく、過去の偉人である哲学者のカントから、近年に流行った『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』まで、幅広く色々な書物からの引用も盛り込まれているので、一冊を読み通すだけで、かなり幅広い見識が得られます。引用されている中から、次に読みたい本を探す取っ掛かりにもなります。
寓話というと子供向けのイメージですが、付属している解説は大人向けです。話にもよりますが、早くて高校生ぐらいかな?という印象です。とはいえ難解なものではなく、とてもわかり易く書かれていて、すんなりと言葉が胃の中に落ちてきてくれます。初めて名前を知った哲学者の引用も多くて、なんとなくふわふわしていた言葉の定義を再確認できました。
人間とはどのように生きるべきなのか、人と動物は何が違うのか、コミュニティとは何か……知っているようで知らない物事を見つめ直し、自分なりの答えを出すための材料の一欠片になる、そんないつか子どもにも渡したくなる本です。
身につまされたページ
知識があればあるほど「よく見る」ことは難しくなる。文芸評論家の小林秀雄は、知識はよく見ることを妨げると言う。「見ることは喋ることではない。言葉は眼の邪魔になるものです。例えば、諸君が野原を歩いてゐて一輪の美しい花の咲いているのを見たとする。見ると、それは菫の花だとわかる。何だ、菫の花か、と思った瞬間に、諸君はもう花の形も色も見るのも止めるでせう。諸君は心の中でお喋りをしたのです。菫の花という言葉が、諸君の心のうちに這入って来れば、諸君は、もう眼を閉ぢるのです。それほど、黙って者を見るといふ事は難しいことです」(「美を求める心」『小林秀雄全集 第九巻』新潮社)
第2章 【08】京の蛙と大阪の蛙 の解説より
人間はいろんな便利な道具や機械を発明することで暇をつくって落ち着きのある生活を得ようとした。しかし、その便利な道具や機械のおかげでやっと暇が生じたときには、必ずその暇を埋め合わせる"何か"を発明する。まったくもって人間というのは奇妙な生きものである。
第10章【49】コスタリカの漁師とアメリカ人旅行者 の解説より
一生懸命やったのに成功しなかった。普通はこれが正しい文章である。しかし、一生懸命やったので成功しなかった。これが正しい文章になることもある。主観的には「一生懸命やっている」であっても、客観的には「一生懸命やりすぎている」ことはある。
第12章 【61】塚原卜伝と弟子の会話 の解説より
詳細情報
- 本の名前:ものの見方が変わる座右の寓話
- 著者:戸田 智弘
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 出版日:2017/12/14
- ISBN:978-4-7993-2204-8
- 価格:1,760円
各章と読んでよかった章には★がついてます。
- はじめに
- 第一章 視点と視野と視座 ★
- 第二章 幅広い認識としなやかな思考 ★
- 第三章 思慮深さと正しい判断
- 第四章 聡明さと創造的な仕事
- 第五章 強い組織の精神
- 第六章 働く姿勢と働く意味
- 第七章 正義の心と共同体 ★
- 第八章 科学技術と社会の関わり ★
- 第九章 人生の道理と「有り難う」
- 第十章 欲望との付き合い方 ★
- 第十一章 学びの心得と学ぶ理由
- 第十二章 挑戦と持続可能性 ★
- 第十三章 自分の物語の描き方
- 第十四章 生と死のつながり
- 第十五章 どんなときでも「ものは考えよう」
最後までお読み頂きありがとうございます
この記事を書いた人
ズボラも極めれば合理的!がモットーのアラサー1児のママです。育児休業から復帰したものの、リタイアしてゆるゆる主婦してます。自分が感じた「これはいい!」を共有していきたいです。
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