【8566】リコーリース(株)2021年3月期・株主優待＆漫画『3月のライオン』の紹介

さっくり企業情報

東京都千代田区に本社を置くリコーの光学、OA製品のリース、ビジネスローン、集金代行サービスなど各種金融サービス事業を提供する理研グループの企業。リコー及びみずほリースの持分法適用関連会社。近年では住宅賃貸や太陽光発電等の新事業にも注力している。

株主優待情報

基本情報

株主優待の概要（2021年3月末）

権利確定月	3月末日（年1回）
単元株	100株
長期保有優遇	あり
備考	QUOカード

株主優待の内容（2021年3月末）

保有数条件	優待内容
100株以上	1年未満：QUOカード（3,000円分） 1年以上：QUOカード（4,000円分） 3年以上：QUOカード（5,000円分）

実際に届いたもの

それぞれ花のデザインでした。デザインが違うと楽しいですよね。

QUOカードを使えるお店のまとめは　こちら（2021年7月現在）

『3月のライオン』とは？

ヤングアニマルにて連載中の将棋を題材にした漫画。9月に最新刊が発売予定です！
著者は、羽海野チカで、他の作品には『ハチミツとクローバー』（完結済）があります。
2016～2018年にかけてアニメ化し、2017年公開の実写映画では神木隆之介が主人公を演じました。

『第３５回講談社漫画賞受賞』
『第２４回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞』
『第１８回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞』

あらすじ

幼い頃に家族を失った主人公・桐山零は、父の友人で棋士の幸田の内弟子として引き取られた。史上5人目の中学生プロデビュー棋士として周りから期待される零だが、幸田家の実子たちと折り合いが悪く一人暮らしを始め、1年遅れで編入した高校でも周囲に溶け込むことができず、将棋の対局でも不調が続いていた。

ある日、先輩棋士に無理やり酔い潰さて倒れていたところを、通りがかりの川本あかりに介抱され、以降交流を持つようになる。川本家もまた両親がおらず、3姉妹のみで生活をしているという複雑な事情を抱えていた。

始まったささやかな出会いをきっかけとして、人との関わりを持つようになる中、零は周囲に目を向けるようになり、自分自身を見つめ直し、そして次第に心境に変化が生じていった。

『3月のライオン』のおすすめポイント

丁寧な心情描写

孤独の中に居たと思っていた零が、実は自分を見守っている人が実はたくさんいることや、自分だけでなくみんな何かを抱えている。それに気づいて、そして一歩踏み出すことで周囲がにぎやかになり、成長して、強くなっていく。その過程が緩やかに描かれていて、その成長を見守るのがとても嬉しいような切ないような、そんな気持ちにさせてくれます。

主人公の零だけでなく色々な人にスポットがあたって、その過去から現在に至るまでがページの中に圧搾されていて、いくつもの人間ドラマを味わい尽くせます。

ままならない現実に立ち向かう強さ

5巻では『いじめ』の問題が川本家を襲います。零は担任の林田に解決策を求めてみるけれど、ひとつの確かな解決策などないのだと諭されて……そして解決までの道のりがすっきりとはいかないところがとてもリアルです。できることは何なのかと、暴走しかけつつも誠実に向き合う零と川本家の人たちに、読みながらエールを送っていました。

いじめ問題が解決したと思ったら、蒸発したはずの川本家の父親が戻ってくるという、また別の問題が現れます。けれど、海千山千の大人たちにもみくちゃにされてきた零が立ち向かう様は、胸が熱くなるのにコミカルで、一番好きなシーンです。

熱い盤上の戦い

将棋はさっぱり全くわかりませんが、熱量だけは十分以上に伝わってきます。全身全霊・全力投球の駒と駒の殴り合いの描写は、パチッ！パチッ！と聞いた覚えのない駒の鳴る音が頭の中に響いてきます。勝負の世界に人生を投じる、とはどういう感覚なのか。情熱溢れる人、守りに入ってしまった人、楽しんでいる人、妥協している人……取材に裏付けされたいろいろな棋士たちの人生が詰めこまれています。

アニメも、漫画の柔らかなタッチがしっかりと再現されていて、性急な展開になることなくひとつひとつの話が大事に描かれていて、とてもおすすめです。第3期が待ってます！

『3月のライオン』の新刊・第16巻の発売日は？

約2年ぶりの新刊が9月29日に発売です！前回は将棋の熱量いっぱいでしたが、そろそろあかりさんの行く末が気になるところです。

新刊は通常版と特装版の二種類。特装版は描き下ろしの「お菓子の国のジグソーパズル」付き！

12月。年末に向けて、冬が本気を出して来る季節。クリスマス。そして年越し。
川本家で過ごす3年目のお正月は、ジグソーパズルを皆で囲んで。
時に惑いながらも、あたたかな幸せをかみしめてゆく。
零と三姉妹の日々はゆっくりと、着実に進んでゆく。
一緒に、考えよう。一緒に歩いて行こう。

一方、白熱する獅子王戦・決勝トーナメント。
零、二海堂、重田…互いに高め合い、切磋琢磨を繰り返して来た島田研の弟分たちが、盤上で熱い火花を散らす。
見据える先は、師との公式戦という舞台。

長い時間を共に歩んで来た同士が、その日々に見つけた答えとは――。

honto　3月のライオン第16巻　商品説明

不定期連載なので、なかなか予想が難しいですが、大体年1巻ずつぐらい発売されています。

【第1巻】（発売日：2008/02/22）
【第2巻】（発売日：2008/11/28）
【第3巻】（発売日：2009/08/12）
【第4巻】（発売日：2010/04/09）
【第5巻】（発売日：2010/11/26）
【第6巻】（発売日：2011/07/22）
【第7巻】（発売日：2012/03/23）
【第8巻】（発売日：2012/12/14）
【第9巻】（発売日：2013/09/27）
【第10巻】（発売日：2014/11/28）
【第11巻】（発売日：2015/09/25）
【第12巻】（発売日：2016/09/29）
【第13巻】（発売日：2017/09/29）
【第14巻】（発売日：2018/12/21）
【第15巻】（発売日：2019/12/26）
【第16巻】（発売日：2021/09/29）

最後までお読み頂きありがとうございます

この記事を書いた人
ズボラも極めれば合理的！がモットーのアラサー1児のママです。育児休業から復帰したものの、リタイアしてゆるゆる主婦してます。自分が感じた「これはいい！」を共有していきたいです。
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