【3183】ウイン・パートナーズ(株)_2021年3月期・株主優待＆おすすめ漫画『とりかえ・ばや』

さっくり企業情報

東京都中央区に本社を置く医療機器販売会社。心臓領域の医療機器を扱う専門商社としてトップシェアを確立している。病院経営の視点からの提案、及び専門性に強みがあり、身体に優しい「低侵襲医療」に注力している。

株主優待情報

基本情報

株主優待の概要（2021年3月末）

権利確定月	3月末日（年1回）
単元株	100株
長期保有優遇	なし
備考	QUOカード

株主優待の内容（2021年3月末）

保有数条件	優待内容
100株以上	QUOカード（1,000円分）

実際に届いたもの

オリジナル柄になっていると、あれ？これどこの会社からいただいたんだっけ？？とならずに済むのでいいです。ところで、QUOカードに印刷されている鳥は鳩でしょうか？？

QUOカードを使えるお店のまとめは　こちら（2021年7月現在）

『とりかえ・ばや』とは？

月刊フラワーズにて連載していた、平安時代後期の男女逆転ドラマの古典「とりかへばや物語」を元に描かれた漫画。全13巻。
著者は、さいとうちほ。有名なものでは、TVアニメ「少女革命ウテナ」に携わっていた。

あらすじ

時は平安、権大納言の藤原丸光には二人の子どもがいた。双子ではないが瓜二つで、どちらも美しく成長する。しかし、女の子である「沙羅双樹の姫君」は弓や木登りを好む若君のように、男の子である「睡蓮の若君」は女の遊びを好み男を怖がる姫のようになっていく。
当初は正しい形に……と思っていた権大納言だったが、二人をそのまま受け入れるようになった。やがて、沙羅双樹の抜きん出た容姿や才能が帝の耳に届き、沙羅双樹は男として元服の、睡蓮は女として裳着の儀が執り行われ、もはや引き返すことはできなくなった。

『とりかえ・ばや』のおすすめポイント

古典の漫画化ではありますが、LGBT問題は過去から存在していたんだなぁ……と思わせる、古いのに今に通じるものがある物語です。

タイトルの「とりかえばや」というのは、「とりかえたいなあ」という意味で、主に権大納言の言葉ではありますが、本人たちの内心の吐露のようでもあります。また、作中に散りばめられた色々なものが「正しくない状態」にあるので、それを暗喩しているものでもあります。

本作の見所は、やはり「いつバレる！？」というハラハラ感。バレる＝帝を偽っているということで、緊迫感がある……！と見せかけて、まあハッピーエンドにはなるだろうからなぁ……ナメながら読んでました。もちろんバレるのはバレるのですが、誰がどこまで知っているのか……と、バレるをエッセンスにした展開が、神がかり的なバランスです。

そして、少女漫画かつ平安時代の古典というだけあって、あちこちで繰り広げられる恋愛模様が複雑に絡み合い、どのキャラクターの物語も楽しめます。さすが現代に残る物語を下地だけあり、また漫画の展開の魅せ方もうまく、非常に面白いです。ただ、悪役となってしまった梅壺が、救いはあるもののやっぱりなんかかわいそう……そして石蕗もかわいそう（）

古典を読んだことがある人は、古典との比較でより楽しめるのではないでしょうか？もちろん古典を読んだことのない人も、ハラハラ・ドキドキ必見です。

完結済のため、続きが気になるー！とならず、一気読みできます。

ぜひ実際に手に取って、その世界観に触れてみてください。

最後までお読み頂きありがとうございます

この記事を書いた人
ズボラも極めれば合理的！がモットーのアラサー1児のママです。育児休業から復帰したものの、リタイアしてゆるゆる主婦してます。自分が感じた「これはいい！」を共有していきたいです。
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